E-learning エリア別研修 大宮盆栽村編
盆栽の聖地として知られている「大宮盆栽村」は、大正12年の関東大震災後、
広い土地や新鮮な水と空気を求めて、東京の盆栽業者が移り住んできたことで誕生しました。
大宮盆栽村とその周辺には、大宮盆栽美術館や盆栽園があり、閑静で風情のある街並みが続いています。
また、通りには「さくら」や「もみじ」、「かえで」、「しで」などの樹木の名前がついており、
村全体で、癒しの空間を演出しています。
ここで講座の前に、盆栽村ちょこっと豆知識
①「盆栽」が地名に!?
盆栽業者がつくりあげた大宮盆栽村ですが、最も盛んな時期には盆栽園は30軒ほどもありました。
このように、「盆栽」が伝統産業として地域に根付いた結果、昭和17年行政上の正式な町名も「盆栽町」になりました。
②盆栽を持っていないと住めない!?
大宮盆栽村ができた頃は居住規約が定められ、「盆栽を10鉢以上もつこと」とされていたため、盆栽がないと盆栽村には住むことができませんでした。その他にも「門戸を開放すること」、「二階屋は建てないこと」、「垣根は生垣にすること」というルールがあったため、現在でも優れた景観を維持することができています。
③世界盆栽大会を開催
4年に一度開催されている大会。平成29年4月にはさいたま市で開催されました。
平成元年にさいたま市(旧大宮市)で第一回大会が開催されて以来、28年ぶりに日本で開催され、大宮盆栽村も会場の一つとなりました。
そのほか、盆栽にはまだまだいろんな魅力がひそんでいますので、
本E-learning を通じて、盆栽の世界へ一歩踏み出していただだければと思います。
<こんな方におすすめ>
- 盆栽に興味がある方
- 大宮盆栽村に興味がある方
- 埼玉県の観光名所が知りたい方
<動画で学べること>
- 盆栽の魅力
- 盆栽の見方
- 盆栽園の歩き方
- 盆栽村のガイディングのポイント
<講師>
川島 好映(かわしま よしえ)
盆栽LOVE! 埼玉LOVE!
2016年2月、通訳案内士(英語)資格取得
埼玉県出身
趣味は盆栽、盆栽歴6年 40鉢以上を育てる
そのほか、ガーデニング、アート鑑賞、カラオケ、お酒など